今週末、中京競馬場では最高気温38〜40度という厳しい暑さが予想されています。夏競馬シーズンならではの猛暑対策として、出走陣営がどのような工夫を凝らしているのか、そして同時期に全国で繰り広げられている重賞のドラマもあわせて、レース当日を楽しむためのポイントを整理してみます。
中京競馬場、今週は最高気温38〜40度予想
東海S出走予定のノーブルロジャーの陣営は、暑さ対策として「わざと遅い時間に乗って」暑熱順化を進めていると報じられています。日中の炎天下ではなく、比較的涼しい時間帯にあえて調教を行うことで、馬が本番の暑さに慣れやすいようにしているとのことです。netkeiba
暑熱順化とは何か
人間のアスリートでも夏場の大会に向けて暑い環境に体を慣らす「暑熱順化」というトレーニング法が知られていますが、競走馬の世界でも同様の考え方が取り入れられているようです。急に猛暑の中でレースに臨むと馬体に大きな負担がかかるため、事前に段階的に暑さへ適応させることで、当日のパフォーマンス低下を防ぐ狙いがあるとみられています。
同時期に注目される関屋記念、須貝尚介調教師の大記録なるか
猛暑の中で行われるのは中京競馬場のレースだけではありません。同時期に新潟競馬場で行われる関屋記念でも、大きな注目が集まっていると伝えられています。ブエナオンダが出走予定で、管理する須貝尚介調教師にとってはJRA全10場での重賞制覇という史上9人目の大記録がかかっているとの報道もあります。dメニューニュース
また、大外枠を引いたメタルスピードの陣営は出走に向けて金曜日は軽めの運動にとどめたと報じられており、週末の雨予報について「時計がかかる方がいい」とのコメントも伝えられています。天候によって馬場状態が変わることを踏まえ、各陣営が調整のタイミングを見極めている様子がうかがえます。Yahoo!ニュース
猛暑下のレースで陣営が気をつけていること
複数の報道を並べてみると、共通しているのは「暑さや天候をどう味方につけるか」という視点です。運動時間帯をずらす、当日の馬場状態を見越して前日の調整量を変えるなど、細かな判断の積み重ねがレース結果に影響すると考えられています。特に猛暑が続く今年の夏は、こうした気象対策の巧拙がこれまで以上に注目されているようです。
まとめ
中京競馬場で最高気温38〜40度が予想される中、東海S出走馬の暑熱順化の工夫が伝えられる一方、同じ時期に新潟競馬場では須貝尚介調教師の全10場重賞制覇という歴史的瞬間がかかる関屋記念が行われようとしています。会場は違えど、猛暑という共通の条件のもとで各陣営がどう馬をベストな状態に持っていくかという裏側のドラマは、今の時期ならではの見どころと言えそうです。今後もこうした暑熱対策の工夫が競馬ファンの間で話題になりやすく、SNS上でも「馬も人間と同じで暑熱順化するんだ」といった驚きの声が広がる可能性がありそうです。猛暑が長引くとみられる中、各競馬場でどのような対策が取られるのか、今後のレースにも注目が集まりそうです。