今から約1年前、国民的人気アイドルグループの「TOKIO」のメンバーだった山口達也さん(46)が、未成年女性に対する強制わいせつの疑いで書類送検され、不起訴処分(起訴猶予)になった問題で、メンバー全員が謝罪会見したり連日大騒ぎするほどでした。
ウォーキングや自転車などでトレーニング
女性セブンによると、元TOKIO・山口達也の近況は、現在都内の家賃7万円ほどのワンルームマンションでひとり暮らしをしており一切の贅沢も許されないような生活をしているとのこと。
自身の躁うつ病の治療を続けながら、自宅周辺でのウォーキングなどトレーニングを続けているという。
山口さんの現在の姿は、反省の意からか頭を丸め坊主頭にして、耳元から顎にかけてヒゲをたくわえていて、外見は今までとは想像もつかないほど激変しているそうです。
世間の目を気にしてか、静かに療養するため自身の外見を変えたのもあると思いますが、一番は反省の姿勢でもあったんだと思われます。
外出するときの服装はいつもトレーニングウェアにニット帽とスニーカー。
周囲に山口さんと気づかれることはほとんどないそうです。
1年にわたって治療を続けているためか、体調は徐々に上向いているらしいですが、今も心身の状態はとても万全とは言えないようです。
ある日の山口さんは、自転車をスムーズに乗りこなして、自宅近辺を散策したり、知人との会話で見せた表情は以前と同じ人なつこい彼の笑顔でした。
しかし別の日は様子が一変し、自転車のハンドルを持つ手が小刻みに震えたり、車体があっちへ行ったりこっちへ来たりとふらふら蛇行し、転倒。
座り込んで放心状態のように呆然としていたときもあったらしいです。
本当の病名は双極性障害、いわゆる躁鬱病
当時からアルコール依存症の疑いがあると報道では報じられていましたが、彼の本当の病名は躁うつ病(双極性障害)というのが真相のようです。
「躁鬱病は自然に治ることがなく、正しい治療をしないでそのまま放置してしまうと、再発を繰り返すとも言われます。
その上、いざ治療を始めても完治するまで、およそ4~5年かかるとされるほど長期にわたることも多く、なかなか治らないのが特徴です。
アルコールに溺れた果てに、16歳の少女を無理やり力ずくで暴行しようとした山口。彼のした行為は決して許されるものではないですが、自分の犯した罪と自分の病気に正面から向き合って、更生していくことが大切です。
山口達也のメンバー復帰はあるの?
「デビュー25周年である今年は音楽活動をもう一度開始したいはずですが、山口さんのパートのベーシストは今も不在のままです。
全国ツアーやアルバム制作も白紙撤回されたままです。
メンバーは一時は解散も考えたらいいのですが、今もこうして芸能界の第一線で活躍し続けるのは他でもない山口さんのためだと言われています。
事件があったから解散したと、彼のせいにならないようTOKIOは解散しないし、決して活動休止にしないよとのメンバーの強い意志がわかります。
同じ酒のトラブル不祥事で比較されるのが、この4月に起きたばかりのAAAの浦田直也(36才)の事件ですが、浦田は泥酔状態で女性に暴行を働きそのまま逮捕。
その後の謝罪会見では「酒に酔って覚えていない」を連発し、「反省の態度が見えない」というシビアな意見か押し寄せました。
「浦田くんの謝罪会見に比べると、罪をしっかり認めて真摯に謝罪した山口の方がしっかりと対応し評価されています。
山口さんは事務所に契杓を解除されてTOKIOを脱退しましたが、芸能界は引退していません。
このまま引退という言葉がネット上では飛び交っていますが、ぜひ病気を克服して、元気な姿を見せてほしいものです。
[st_af name="amazon%e3%80%80tokio"]