沖縄でのキャンプイン前日の1月31日、阪神の矢野燿大監督(53)は、全体ミーティングで異例とも言える「今季限りでの退任」を選手に伝えた。
各メディアでは、なぜこのタイミングでの発表なのか?と衝撃が走ったが、これでシーズンの成績に影響がないのかと疑問が残る結果となった。
キャンプ前日に退任宣言は聞いたことがない!
キャンプイン前日ではないが、2009年のロッテは、前年の12月末に球団社長の瀬戸山氏が、ボビー・バレンタイン監督の契約満了に伴い、「たとえ優勝、日本一を果たしても来季限りで退任」を発表したことがある。
ちなみにロッテのその年の成績は5位。
今年のプロ野球の話題を独り占めしている日ハムの新庄監督が、監督の契約期間は1年、複数年に甘えるつもりはないと発言したことに、矢野監督も同じような気持ちになったのだろうか?
どのみち、今年優勝しなかったら、昨年の6月ごろには優勝確実と言われながら後半失速した実績から、間違いなく退任に追い込まれることになるだろうから、矢野監督は先に先手を打ちたかったのではないだろうか。
阪神の次期監督は誰??
さて、問題は、次期阪神監督。
次期監督には、普通に考えたら、藤川、鳥谷が第一候補で、大穴が今岡か赤星あたりか。
オールドのファンの希望は掛布に一度は監督をしてもらいたいという声も大きい。
岡田再登板も考えられるが、でも本当に強いタイガースにしたいなら、落合監督が一番だと思うが、でも阪神のフロントは落合監督は嫌がるだろう。
阪神は人気球団ゆえ、マスコミやファンの反応が他球団と比べてとにかく厳しい。
しかし先日、落合氏は、阪神について、最終的には優勝すればいいだろ?と、ラジオで語っていた。