今はやりの退職代行サービス。GW明けに利用者拡大
今年のゴールデンウイークはいつもと異なる10連休だったケースも関係しているのか、退職代行サービスの問い合わせが急増中だといいます。
ブラック企業でやむにやまれぬ場合もあるかもしれないですが「自分では言いにくいから」という理由の利用者もいるという。
そんななか、ハイヒール・リンゴは様々な理由を認識した上で「辞めるときくらいは自分で言おうよ」と呼びかけていますが。
確かに、トラブルのもとになりそうな退職代行。
なぜなら、退職代行会社ができる範囲は、原則的に言えば「退職の意思を伝えるだけ」です。もしそれ以上に退職に関しての条件交渉などを行ったら、非弁行為の1種であり弁護士法違反です。
つまり、辞める際の条件や退職金など、ややこしい交渉事は、弁護士しかできないことになります。
ハイヒールリンゴの意見もわかるが。
まずこの人の意見は、昭和そのもの。
以下、デイリースポーツから見てみます。
会社を辞めたいという気持ちはしかたがないこと。だけど「辞めます」という一番言いにくいことを、お金を払って人に任せるというのは違うと思う。退職を伝えるという嫌な場面を経験したら、次に就職を決めるときには、もっと色んなことを考えて決めようとするのではないでしょうか。嫌なことを人に任せてしまうと結局「逃げ」の人生になってしまうおそれがあると思います。
働くのは楽しいことばかりじゃない。つらいこと、しんどいことだってあるんです。私は辞めたいのに、無理して我慢して働けと言っているのではありません。辞めたいのであれば、自分で辞めるべきだと思うのです。代行サービスを利用した人が「引き留められたことがない」と言っているようですが、そんなサービスを使ってまで辞めようとする人を、会社は引き留めたりはしないでしょう。
こういう意見の人が多くいるからこそ、退職代行サービスが存在するのかもしれません。
ブラック企業に勤めたことがある人から言わせれば、自分で言えないからこそ誰かに頼みたいという思いが強いのです。
ハイヒールリンゴの言う、「逃げの人生」のどこが悪いのでしょうか?
逃げるという行為は、決して恥ではありません。
嫌な仕事を無理してでも働く時代は、そろそろ終わりに近づいてきているのも事実です。
嫌なら辞める、昭和の人からすれば考えにくいことかもしれませんが、令和の今は、自分に合った職場、職業、条件をもっと重視してもいいと思います。
退職代行は、安いものだと3万円ほどで利用可能です。
3万円で、嫌な思いをすることなく、自分の人生の次なるステップに進めるのなら、退職代行は良いサービスだと思うのですが。
退職代行サービスは会社側にもメリットがある
会社側も、退職代行サービスを利用してで辞めてもらったほうが、弁護士事務所や労働組合が間に入って交渉されるより助かるというのが本音があるので、会社側にもメリットがあると言えるのです。
いわゆる“ブラック企業”の場合は特にそうですが、弁護士事務所や労働組合が相手ですと、ハラスメントや残業代の未払い賃金など、根掘り葉掘り蒸し返されて追及されることになります。
そういった意味で退職代行サービスは、従業員にとっても会社にとっても、どちらにとっても手軽なメリットあるサービスと言えるのです。
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